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2005年10月30日 (日)

チョイト嬉しかったこと。

先日、この夏に応募した学内奨励事業の採用通知が届きました!
事業名称「赤崎記念研究奨励事業」。と言われても、何のこと?ですね。
これは、青色LED( Light Emitting Diode)の研究をされている赤崎勇名誉教授の業績を記念しての事業で、毎年、勤務校に落ちる特許料数億の一部を、学内公募で研究費としてくださるという有り難いお話。
文系部局(文・教・法・経などなど)での採用はたったの1件とのことで、難しいとは思っていたのですが・・・やりました!!
同僚の女性助手ふたり(美術史と社会学)とともに出した研究課題・・・・・

  東海地方における宗教組織と地域共同体の学際的研究
    ― 一宮市、岡崎市の禅宗寺院を事例として ―

これで採用されました。
美術史の助手さんは、今年から愛知県・一宮市・西尾市の文化財保護調査委員をされることとなり、それを切っ掛けにランチ3人組で何かできないかと知恵を絞ったのがこの研究課題。専攻を異にする研究者同士で、また新たな展開が期待できそう~~楽しみです!
そうそう、学内にあるT田講堂の時計が、暗くなるとほんのり青色に光るのは、この青色LEDのため。しばらくは、感謝の思いで見上げることにいたします。

ちなみにLEDとは・・・・・「電流を流すと発光する半導体素子の一種。アノードとカソードの2つの端子があり、アノードに正、カソードに負の電圧をかけると、約2Vの電圧で電流が流れ始め、発光する。 赤、緑、オレンジ、青色を発する種類がある」ってことだそうです。

う~ん、いまひとつよく分かりませんが、何はともあれ感謝です!


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2005年10月19日 (水)

「上冬」です。

まだまだ気温は高めですが、年賀状の予約案内が届く時節となりました。先日立ち寄った文具店で、この10月から書き込める2006年度版手帳を思わず買ってしまいました。ちょっと気が早いですね。
さてさて、表題の「上冬」とは、10月の異名です。「神無月なら知っているけれど・・・・」という方、もちろんそれもよく知られた異名のひとつに違いありませんけれど、たとえば、安寧・殷正・応鐘・亥月・玄冬・時雨月・水徳・析木・大淵献・・・なんていうのも、10月の異名なんですよ。
実は一昨日、関西にお住まいの島野達雄さんから、『エクセル版 12ヶ月の別名』というご労作を頂戴しました。島野さんのご本業はシナリオライターとのことですが、和算の研究者として、関西学院大学でも講義を担当していらっしゃる由。
今年はじめ、センツルが翻刻した『女訓抄』に、月の異名を列記した箇所のあることをお知りになった島野さんから、お手紙を頂戴したのが切っ掛けで、それまで趣味で収集されていらっしゃった月の異名のデータを、頂戴する幸運に恵まれたのです。これが本当にすごい! スゴすぎる!!
今回、島野さんが調査された文献は84点、中国の『詩経』や『月令』に始まり、日本の古辞書や歳時記、そこに『女訓抄』やついでにセンツルがお知らせした『因縁抄』『月庵酔醒記』なども加えられ、博捜された結果、辿り着かれた異名総数、ナント1406! 「せん・よんひゃく・ろっこ」ですよ。
島野さんはこの1406個すべてに、出典と解説を付していらっしゃるのです。さらに末尾には、48文献の相関行列、近接文献上位・下位5種、主成分と階層クラスターといった表も挙げられています。数字にからきし弱いセンツルは、こうした表を見るだけで、すごいなあ~と驚きしきり。
ちなみに、『女訓抄』の底本には、十月の異名として、「十一とう」と書かれてありました。十月に十一とうとはこれいかに。みなさん、お分かりになりますか? 当時は当たり前ながら毛筆オンリー時代、「上」と書かれてあったのを、書写する際に「十一」と読んでしまった物知らずがいたのでしょうね。以降、意味も分からぬままに、「十一とう」と写し続けられ、今日に至る、であります。
たまたまこれはセンツルが、指摘することのできた誤記・誤写ではありますが。この一例をもってしても、島野さんのご苦労が偲ばれます。
心より、学恩に感謝!です。

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2005年10月10日 (月)

辻真先さん♪

9月末、11年間担当してきた学会事務最後の仕事として、同窓生交流の場である「会報」の執筆依頼を郵送した。現実には年間行事すべてを引き継ぐわけなので、まだまだ完全なる引退?にはほど遠いのだけれど。とにかく、ひとまずの区切りではある。
そこで委員会の席上、会報執筆者の候補として、意中の人の名を挙げた。そう、第四回卒業生の辻真先さん。ずっとお願いしたいと思っていました。
ミステリ作家として、その名をご存知の方も多いだろうけれど、わたしにとってはやはり、テレビアニメの脚本家として、懐かしいお名前である。ジャングル大帝、ゲゲゲの鬼太郎、魔法使いサリー、もーれつア太郎、巨人の星、タイガーマスク、アタックNo.1、魔法のマコちゃん、魔法使いチャッピー、一休さん、海のトリトン、がんばれ!!タブチくん!! みんな、みんな、そうなのよ。辻さんなのよ。懐かしくって、涙、出ちゃう~。
そして現在も、サザエさんは、ときどき担当していらっしゃる由。
アニメのみならず、若き日、下宿のカーテンはナント!デビュー間もない岩下志麻さんのお見立てだったなんて挿話も。辻さんの半生は、日本のテレビ史と、まさにしっかりすっかり重なるのであります。
御歳73歳。お手製のHPを、ぜひぜひご覧あれ。

http://homepage2.nifty.com/M-TSUJI/

でー、「会報」執筆はどうなったか?って。
はい、もちろん、お引き受け下さいました。やっぱり思いは通じるってことです。嬉しいぃぃぃ~~。
感謝・感謝。ちなみに発行は11月中旬の予定。ワクワクしちゃいます!! 乞、ご期待♪


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2005年10月 1日 (土)

職掌変更。

今日10月1日から勤務校での私の仕事内容がかわった。従来の研究室付き助手ではなく、研究科全体に関わるあれこれに。そう、いくつかに大別された仕事内容の最後には、ほとんど「支援」ということばが付いている。たとえば、「各種書類作成支援」なら、PCが使いこなせない(もしくはほとんどさわったことがない)教員のかわりに入力するってこと。昨日出席した委員会では、収集保管する資料の棚整理ってことばも出たな。
さしあたり、9月に転出された留学生担当教員の後任が決まるまで、その仕事を代行することにもなった。これが学生院生に接する唯一の場となりそう。従来、書類上は教授と連名で、でも実質は助手がひとりで担当してきた授業も、来年度からはなくなるし。そもそも助手は、授業をする「資格がない」って。えっ、初耳。
こうした変更の内容を書き上げると、「窓際族」ということばとともに、居心地の悪さを想像されるかもしれない。でも助手室内はいたって平和。そもそも組織変更の根底にあるのは不公平感だもの。研究科内で助手がいた研究室は全体の3分の1以下。「助手がいればなぁ~この仕事やらせられるのに・・・」という思いが、助手を増やす、ではなく、みんなで使おう、となっただけのこと。
ただ個人的には、これを機に、これまで担当してきた学会事務局の仕事にも、いったん区切りをつけさせて頂きたいとお願いし、運営委員会で了承していただいた。何もしないということではなく、まずは「いち会員」の立場に戻ります。
というわけで9月最終日の昨日、12月発刊予定号の入稿を無事し終えました。編集後記を書こうと、これまで編集を担当したバックナンバーを数えたら、ナント22冊! 助手になる前、臨時職員とし編集したものも含めての数ですが。ついでに言ってしまうと、大学院生としてこの大学にやって来て、来年で20年になりますぅ~(苦笑)。
ここしばらくの間に、友人あるいは院生有志が、それぞれ秘かに(笑)「お疲れさん会」を開いてくれました。すでに就職をしていて忙しいところを、顔を見に来てくれた修了生もいました。ほんとうに、ありがたいことです。感謝・感謝。
まっ、仕事内容が変わろうと、相変わらず「楽しそうなこと」をニコニコ企むセンツルに、かわりはありません。今後ともよろしくね♪

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