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2006年4月30日 (日)

憤死している場合じゃなくて。

 ブログも書いたし、そろそろ仕事にとりかかろうと思っていたら、えぇっ、と目を疑うようなメールが届きました。前便の遙さんは、男女共同参加に関する番組に出演されて、それを見ていた視聴者の中には、憤死しそうだったという感想を投稿された方もあったそうですが、ほんと、マズイです。論文もオチオチ書けなくなるかもしれません。

 このところ福井県では、県の生活学習館(男女共同参画センターに相当)に置かれている図書についての見直しが行われていて、〈過激図書〉と見なされたものは排除されています。その〈過激図書〉の1冊に、名古屋大学の教員が執筆した本が当たるとされ、撤去されると言うのです。

 松本伊瑳子・金井篤子『ジェンダーを科学する 男女共同参画社会を実現するために』(ナカニシヤ出版)

 私も所蔵していますが、なぜこの本が、公的機関から撤去されなければならないのか。憤っているだけでは済まない話になってきました。

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良い加減。

 日曜の朝(あっ、もう昼)である。今年のゴールデンウイークは9連休などと耳にするけれど、1日も2日も学校は通常通り。イマドキの大学生は、授業のある限り出席するのかな。

 私が学部時代に出逢ったある先生は、皆勤の学生について、「あれほど授業に出席して大丈夫なのかな? 自分の勉強はいつしているのだろうねぇ」とふと漏らされたことがあった。授業に出席すること=勉強、ではないし、大学生なら自分にとっての勉強なるものがあるのは当然という認識に、10代の私は目から鱗であった。もちろんだからと言って、わたし自身の大学生活が大きく変わったわけではない。ただ、4年間とり続けたその先生の授業では、一度も寝なかった、と言うだけ。

 ほんと、どうして大学時代、あれほど眠かったのだろうか。いや、最近だって、十分に眠いけれど。90分授業の半ばアタリまで、わたしのノートが充実したものであることは友人達も認めていた。けれど、後半は使えない。本人だって使えないよ、心象画なんて。

 そういう過去をもつわけだから、当然ながら授業中ねむってしまう学生には寛容である。かつて看護学校で授業をしていたときは、5分10分と経過するなかで、みんなバタバタと机に突っ伏していった。実習じゃぁ眠るわけにいかないもんね。みんな眠ってしまえば私も眠れるけれど、さすがにそうはいかなかった。少数相手に淡々と進めておりました。

 ただし一度だけ、・・・・・ある短大で、これまた2列目くらいで眠っている学生がいて、そのままにしておいたら、彼女のイビキが徐々に大きくなり、教室中に響き始めた。いくら女子大生ばかりとはいえ、今後のこと(あのイビキの子、なんて言われ続けてもね)もあるし、第一うるさいから、仕方なく起こしたことがあった、そんな程度である。

 ところで昨夜、日経新聞のサイトで、「男の勘違い、女のすれ違い」という遙洋子さんのコーナーを見つけた。そのなかの、10代の荒れる少年について書かれた「理想の女性像」という文章に、考えさせられた。そこに挙げられた母はたしかに極端ではあるけれど、ではいったい、未成年の子をもつハハにとっての「良い加減」とはどのあたりなのだろうか。子どもとハハの組み合わせの数だけ、「良い加減」はあるのだろう。とはいえどちらも初めての経験、学びだから、やっぱりいろいろ考えてしまうのですよ。 

 5分程度のお時間のある方は、ぜひどうぞ。「NBonline」

http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20060424/101607/?P=1

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2006年4月27日 (木)

作ってみました♪

 注文していた名刺が届きました。かつて助手になった際に作った名刺もまだ少し残っているのですが、今回はちょっと趣向をかえて、大学教員らしくない?ものを作りました。したがって旧バージョンとの併用です。

 連絡先は従来通り、大学の住所・電話番号・e-mailアドレスを記しています。何が異なるのかと言えば、まずデザイン。縦書きと横書きが混じっていて、文字は紺色、落款のように朱色で「鶴」の字を添えています。そして肩書きを記さず、かわりにホームページのURLを加えました。これからお会いする方に名刺を差し出す際、どちらのタイプが好ましいのか瞬時に判断する必要があります。もちろん率直にご希望を伺うこともあるでしょう。

 とは言いながら、もちろんわたし自身は、躊躇いなく新作を受けとって下さる方に出逢いたくて注文したのです。

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2006年4月25日 (火)

みーつけた!

_001  今日仕事帰りに近くの書店(「らくだ書店」。田舎にあるわりには人文系の品揃えが良く、立ち読みならぬ座り読み用にベンチが店内のあちこちにある良心的な店)に寄ったら、ありましたっ!

  『日本語上手。ひと味ちがう表現へ』

 たった1冊、斎藤某さんの本に囲まれて。手前には『問題な・・・・』とその続編がそれぞれ10冊ほど平積みになっていましたが。自分が関わった本を、フツーの書店で目にすることは通常ないので、カンゲキでした。

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2006年4月24日 (月)

『通販生活』2006夏号

昨日、数日前に届いた『通販生活』を見ていたら坂本クンの記事が掲載されていた。「人生の失敗」(取材・文:溝口敦)という連載コーナー。坂本クン・・・・・40代以上なら、夏の甲子園・東邦高校・1年生投手・準優勝・通称バンビと並べれば思い出す人も結構いるハズ。

同い年だというだけで「坂本クン」とは馴れ馴れしいんじゃない?と言われそうだけれど、彼とは小学校・中学校と同窓なんです。もちろんあちらは私のことなど覚えていないだろうけれど。9年の間にはたしか1度か2度、同じクラスになったこともあったな。とくに目立つというタイプではなかったけれど、体力診断テストのソフトボールの遠投で、計測不能だった場面ははっきり覚えている。

中学を卒業し、私は引っ越して、高校も違うところに進んだ夏休み、突如として彼の記事が紙面を飾った。甲子園が終わって名古屋に戻った彼を待っていたフィーバーぶりの凄さ。ほんとうに大変だったと思う。一夜にしてヒーローになってしまうことの幸不幸。もちろん彼に関する記事は、その後も数年ごとに新聞に掲載されたから、その度に懐かしく目を通していた。ただ今回の『通販生活』では、これまであまりふれられなかった小・中学校に関する記述があって、私としてはそこにちょっと複雑な思いを抱いたわけ。なぜかというと、彼も「こわい先生」として名前を挙げていた教員、そう、その名を目にし、その風貌を思い出すだけで、思わず当時の恐怖感が甦ってきたから。

言葉遣いも荒くて、常に怒鳴っていて、すぐに手を出していた。いったい何が気にくわないのか、理由も分からないままに発せられるあの怒鳴り声、それが遠く聞こえるだけで幼い私は思わずカラダが硬直してしまった。横を通るだけでも、言いがかりを付けられるのはないかとぶるぶる震えた。40歳を過ぎた今でも、大きな声に強い恐怖を感じるのは、あの経験がゼッタイに響いているな。

ちょうど6年生の時、午後の授業中だった。隣のその先生のクラスから硝子の割れる音と、バカヤローという怒声が響いたことがあった。私の担任が駆けつけると、そこには手を血だらけにした教員と、恐怖に顔を引きずらせたひとりの生徒が立っていたって。どうやら彼が顧問をしていた野球部の部員でもある生徒に、理由は何か知らないけれど一発くらわせようとしたらしい。でもそこは運動神経の良い部員。反射的にパンチを避けた結果、教員の手は後ろにあった扉の硝子を粉砕してしまった。つまり、ビンダというよりパンチを食らわそうとしたわけよね。(ふつうするかね、そんなこと)。生徒はパンチからは逃れられたけれど、目の前には手を血に染めた顧問が仁王立ちしていたわけだから、そりゃ顔も引きつるってもの。ほんと可哀想に。

で、それからしばらくその教員は、包帯で手をぐるぐる巻きにして登校し、多少は静かにいていた。さすがにカッコ付かなかったのでしょう。当たり前だぁね。でもそれはそれで怖かったな。

あれほどの反面教師にはそうそう出会えないから、その意味では感謝すべきかもしれないけれど、いまだ消えぬ恐怖心。やっぱり教師たるもの、「話せばわかる」をまずは前提にしないとね。

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2006年4月23日 (日)

お引っ越し!

まだまだ内装工事中ではありますが、新しい部屋がほぼできあがりました。
サイト名は相変わらず「センツルの私だけの部屋」です。

新住所は・・・・
  
  http://chizuru.cafe.coocan.jp/

ひきつづきご愛顧のほど、よろしくお願いします。



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新しい部屋へ。

新しいホームページができあがりつつある。

相変わらずの素人作成だけれど、あれこれ工夫するのは楽しいね、やっぱり。

今度のお部屋は・・・・http://chizuru.cafe.coocan.jp/

ぜひぜひご訪問くださいな♪

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2006年4月16日 (日)

ただいま作成中!

ニフティのHP作成サービスが5月の末で終了してしまう。

ここはやはり気分一新、新しいHP作成と行きたいところ。

はてさてどんなデザインが良いのだろう。テーマはどうしようか。

あれこれ思案中。

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2006年4月10日 (月)

お知らせで~す♪②

全体は以下の7つの項目からなっています。

 1,音やリズムで表現する・・・・・・詩人・作詞家・ラッパーになったつもりで
 2,味わいを表現する・・・・・・・・・・料理評論家・グルメライター・ソムリエになったつもりで
 3,キャッチコピーで表現する・・・・コピーライターになったつもりで
 4,できごとを表現する・・・・・・・・・新聞記者になったつもりで
 5,形と広がりを表現する・・・・・・・・不動産屋・インテリアコーディネーターになったつもりで
 6,からだの動きを表現する・・・・・振付師・スポーツインストラクター・スポーツライターになったつもりで
 7,魅力的に表現する・・・・・・・・・・営業マン・マーケッターになったつもりで

ちなみにセンツルこと榊原千鶴が担当したのは、「1、音やリズムで表現する」です。
ここではまず、詩人高階杞一さんの詩を手掛かりに、散文と詩の違いについて分かりやすく説明しながら音の問題へと進み、さらに同音異義語や押韻(韻を踏むこと)にふれ、最後にはDef Techにもご登場いただいて、読者のみなさんにも、ラップのリリック(詩)、ライミングに挑戦していただくことにしました。
ラップなんてムリ、ムリ、と言っているあなた。30分もあれば、オリジナルのリリックができるなんて信じられますぅ~?! でも、できるんですよ。
図版や写真もたくさん盛り込んで、高校生・大学生から成人まで、幅広い層の方々に、

 「表現することの楽しさと喜びを実感して頂ける一冊」

となることをめざして、メンバー一同、あれこれ知恵を絞り合いながら作りました。
ぜひぜひ一度、お手に取って頂いければと思います。


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お知らせで~す♪①

ようやく出来上がりました!!
このホームページでも、編集状況を随時綴っておりましたその名も、

『日本語上手。― ひと味ちがう表現へ ―』

名古屋大学日本語表現研究会・編、責任編集は馬場伸彦さん(甲南女子大学)、
三弥井書店発行、定価は1500円+税ナリ。
来週か再来週には大きな書店の片隅でご覧頂けるハズ。

装丁と造本は、雑誌「旅」などでもご活躍の田端昌良さんにお願いしました。スッキリとしたシンプルなデザイン、イメージは、「日の出」でしょうか。手にとった感じがこれまた馴染むんですねぇ~。総ページ数142、通勤通学の合間にも気軽に持ち運んで読んで頂けるA5サイズです。
帯文は「タモリのジャポニカロゴス」「トリビアの泉」などでもお馴染みの言語学者・町田健先生が書いて下さいました。
曰く、・・・・・「これまでに類書のない画期的な本です」・・・・・ハイ、その通り!

めざしたのは、日本語表現版「ハローワーク」とでも言えばよいでしょうか。
もちろんこの本を読んだからといって、すぐに希望の職種に就けたり、自分の適性が分かるというわけではありません。そうではなくて、実際の職業のなかで実践されている実用的な「スタイル」を使って、「伝える」ための文章表現に楽しくチャレンジしてみようという試みなのです。

つまりは、「○○に、なったつもりで日本語上手。」ということなんです。


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