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2006年8月27日 (日)

おおコンビニ。

学内にコンビニができた。

これまで大型廃棄物の置き場になっていた古い屋根付き駐車場を改装し、某チェーン店が店を出した。以前、学内にマクドナルドが出店したことがあったけれど、数年で撤退した。今回のコンビニは、ちょうど学生数の減る夏休み直前の開店だったので、大丈夫かなぁ~と心配したけれど、今のところそれなりに賑わっている。

イマドキの、しかも学生相手のコンビニだから、ネットもできるし、ドリップしたてのコーヒーも売られているし、お金も引き出せる(但し手数料はかかるけれど)。夜も11時までの営業だから、下校の夜道にほっと安心の灯りを提供してくれてもいるようだ。

かくいう私もついつい出かけてしまう。なんせ私の居所に隣接しているのだもの。お昼は相変わらず持参のお弁当だけれど、午後になるとふら~っと吸い寄せられる。おかげで3時のおやつが増えた。

大学構内のコンビニの場合は、ある程度客層が絞られるから、さほどの珍事には出会わないだろうけれど、思えばコンビニというのは、ちょっと不思議な空間だ。

たまたま昨日、コンビニを経営している女性と、コンビニでパートをしている女性と、かつて金融機関で働いた経験を持つという、同世代の女性3人と話す機会があった。

コンビニ店主が好きな客。たとえば工事関係者。ドッサリ買って長居をせずにサッサと帰るから。なるほど。

危険な客。取り立て帰りの若い闇金業者。多くの場合、取り立ては失敗で、戻れば上司に怒鳴られるのが分かっているから、気が立っている。なるほど~。

不思議な客。ビシっと背広を着たいかにも管理職風の中高年ビジネスマン、でもなぜかいつも爪には鮮やかなマニュキュア?!

困った客。アルバイトの若い男性店員(容姿端麗)に向かって、一緒に写真を撮って欲しいとせがむ初老の紳士。毎日やって来て、店内を一周し、20代及びそれ以下と覚しき女性がいないとすぐに帰る男性客。

母親二様。幼稚園バスから降りた子どもと毎日立ち寄り、毎回、「好きなもの、買ってあげるから持ってらっしゃい」と言いながら、いざ子どもがお菓子を持ってくると必ず却下して、中身も価格もほとんど違いのない別なものを買う母。

痴漢にあったという娘を引き連れ来店し、犯人はおそらくここにも立ち寄っているはずだからと店内撮影のビデオの閲覧を申し出、それは許可できないと断ると、その場で警察に電話を掛け談判し、警官を呼び出し一緒に閲覧し、果敢に犯人逮捕に動く母。

ほんと、いろいろです。

このおふたりの話につられて、元・証券会社勤務の女性もかつてのエピソードの一部を披露してくれました。

ある日、妙齢の女性がやって来て、窓口にいる彼女に真顔で切々と訴えったそうです。「今日食べるお金もありません。あなた、私にお金を貸してくれませんか?」 ここはどこ、証券会社、ですよね?!

何度となくやってくる厄介なオヤジ。「5円入金したいんだ。口座を開いてくれ」 ここはどこ、銀行ではなく証券会社! 閉店のシャッターが閉まってもお構いなく居続ける。同僚の社員は、ひとり、またひとりと退社して行く。こういう客にちゃんと対応するのも窓口業務のひとつだそうです。

3人の女性が口を揃えて言いました。「この手の話なら、本の1冊分くらい、軽~くあるからね」。

サービス業とは言いながら、教員などというのは所詮、世間知らずの甘ちゃんです。

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2006年8月19日 (土)

ma☆meちゃんをご紹介します。

ma☆meちゃんは新進気鋭のマンガ家さんです。

今春、わたしの勤務校を卒業し、現在、さらなる技術向上を目指して専門学校で勉強しています。

先日ma☆meちゃんのブログ「おまめの好物」(http://yaplog.jp/mame5858/)を見ていたら、1日13時間マンガを描き続け、30日間かけて完成させた作品を出版社に持ち込む話が書かれてありました。

書き終えた彼女は、まずは部屋の片付けをし、それからふと、かりにこの時間バイトをしていたとしたら・・・・と架空の収入を計算し始めました。

時給750円として・・・・・750円×13時間×30日=292500円 

約30万!お金は手にできなかったけれど、髪振り乱して机にかじりついてやり続けられることのあるシアワセを、彼女はちゃんと分かっています。もちろん、自分のことだけに時間をかけて生きていられるシアワセにも、しっかり感謝しています。だからこそ、

これは趣味じゃない、死ぬ気でがんばりたいと思います!

と宣言しています。

ちゃんとがんばって輝いている人は、年齢にかかわりなく、あっちにもこっちにもいます。そんな当たり前のことにもイイ歳をして気が付かず、「イマドキの~~」なんて口にする愚痴愚痴中身空っぽ惚けオババになんぞ成り下がってはいけない! と固く心に誓う8月半ば。

とはいえ我が身を顧みれば、ワタクシ、夏休みの宿題はいまだ手つかずのまま。この分で行くと、髪振り乱すだけでは済みそうにもありません。あぁぁ。

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2006年8月14日 (月)

辻さんからのメッセージ。

今日も朝から焼け付くような日差しです。明日は8月15日。敗戦記念日ですね。

先日放映された辻真先さんの番組を拝見して、早速掲示板に感想を書き込んだところ、辻さんから戦争に関するメッセージを頂きました。

名古屋はゼロ戦工場の町でもあったので、人口ひとりあたりが受けた焼夷爆撃弾は日本一だったそうです。たしかに、隣家の火事を消しているところに焼夷弾が落ちて、私の祖父も亡くなりました。でも、爆弾よりも怖いことがある、と。

「生きるか死ぬかの場面になると、人間はみごとに獣以下の正体を見せ、その状況がフツーになります。これが一番怖い!」

(辻さんのHPhttp://homepage2.nifty.com/M-TSUJI/ 掲示板より)

最近は、平時の日本でもこうした正体を垣間見ることがあります。「人間」としてより良く生きるということ、その意味を改めて考えています。

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2006年8月12日 (土)

暑中お見舞い申し上げます。

8月に入って初めての更新です。とくに忙しいわけではありません。何を書こうかと思っているうちに日が過ぎました。

さて、7月31日にご紹介した辻真先さんの番組はご覧頂けましたか。

辻さんは今年74歳。でもやっぱり電車はイチバン前が好き! これからも、後ろ、ではなく、前を、前だけを見て行くというのが、何とも格好良かったです。

相変わらずミーハーの私は、さっそく辻さんのHP掲示板に書き込みをしました。伝えたいことは、伝える。迷っている暇などない。迷うくらいならやらなければ良いだけ。時は確実に過ぎて行くのですから即実行、ですね。

ちなみに見忘れた方のためにお知らせ。再放送予定は次のとおりです。

*8月19日(土)午後4時55分~5時55分 但し今度の放映はBSHiです。ご覧になれる方だけどうぞ。

ところでさきほど、4月30日のブログに書いた「福井県ジェンダー図書撤去」事件で撤去された図書150冊のリストを見ました。これまで閲覧が許可されていたのは、黒塗りの一覧表。あれは敗戦直後の教科書のように、不気味さを漂わせるものでした。

今回150冊のリストが公表されたことで、えっ、私の本が?!と驚かれる著者の方々、あるいは翻訳を担当された方々、企画・編集・出版に関わった方々、おそらく多くの?!が新たに生まれることでしょう。

辻さんがアニメに込めた思いや願い、黒塗りのリスト・・・・・。やはり8月という月は、じっくりと思いを巡らしたい季節ですね。

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