« 2007年9月 | トップページ | 2007年11月 »

2007年10月25日 (木)

だって、気付かなかったんですもの。

メガネを新調した。もともとは、娘の近視が進み、買い換えのために出かけたのだけれど、彼女が検査を受けている間、手持ちぶさたであれこれ試しているうちに、ついついその気になってしまった。

そう、いつものオバカ衝動買いである。何で子どものあなただけ買うわけ?!って思っちゃうのよね。現実には、財布はひとつなのに。

5~6個試している中ではイチバン似合っていた(と思う)。加えて、鏡越しに目のあった店員さんの、「お似合いです」のひとことに、イカレてしまった。レンズを入れたセット価格が貼られていたけれど、ド近眼の私の場合、通常のレンズで済むわけもなく、結局これまたいつものパターンである。

「おっしゃるとおり、お客さま、ご立派な度数ですね」と言われたって、嬉しくも何ともない。この歳で近視がいまだ進行中というのは、ある意味「成長」かもしれないけれど、金のかかる成長である。

購入を決めたのは、正面から見たときのデザインと色が気に入ったから。柄の部分については、細身だからそれで良しという程度で、じっくり見ることはしなかった。

数日後、レンズの入ったメガネが出来上がり、自宅でゆっくり眺めていると、左右の柄に何か付いている。右側にはハート。左側には・・・・小さな文字の横に何かデザインされているけれど、コレ何? 娘に差し出し、見てもらう。

これ、何だと思う?

それ、ドクロだよ。あっ、ビビアンだ。ナナのビビアンだよ!

ビビアンって、ビビアン・スー? ナナと言えば、木の実ナナ・岡田奈々・ピ-ターパンに出てくる犬も、たしかナナだったよな。

って、そんなワケ、あるはずない!

ナナは映画にもなった「NANA」。ビビアンは主人公が身に付けている衣装のブランド名、ビビアン・ウエストウッドのことだそうだ。

パンクやっている人とかが、付けているらしいよ。

あっ、そうですか。

そうかぁ。つまり私の未来の可能性は、ハートとドクロの狭間で、日夜育まれるってことなのね。

いまのところ、似合わないと言った人はいないので(店員さんと家族、ごくごく限定された範囲の話。言えなかったという説もアリ)、もうこの際、パンクでも何でもよろしゅうござんす。意外性の中の未来っていうのも、それはそれで楽しんじゃえば、良いのだよ。

| | コメント (4)

2007年10月21日 (日)

NOMOさん。

久々に野茂のブログを覗いたら、投げてました。ベネゼエラで。

スポーツニュースを熱心に追っているわけではないので、私が気付かなかっただけかもしれないけれど。おそらく、いまの日本では、野茂のニュースは取り上げられないのだろうな。でもそんなの関係ないっ。投げている姿が見られただけで、嬉しいよぉ。

http://ballplayers.jp/nomo/2007/10/post_49.html

| | コメント (0)

2007年10月19日 (金)

午前0時の攻防?

昨日は非常勤前の課題提出締め切り日だった。いつもは授業内に作業を終えさせ、その提出をもって出席&平常点としているのだけれど、半期に1~2度は後日のEメール提出としている。

毎回、優秀作品は次回授業時に匿名で紹介しているので、今回のラップの歌詞(リリック)の場合、ひとつひとつを入力するのは面倒というのが理由のひとつ。メールなら、それをコピペ(コピー&ペースト)すれば良いのだから、時間の節約にもなるしね。

もうひとつは、Eメールの書き方指導ができるということ。何も言わないと、名無しの権兵衛+宛名ナシ、突如リリックが始まりそれでオ・ワ・リ、というメールが何通か届くこととなる。

いったいあなたは何様なの? 名を名乗れー!! 受講者は約80名。探すのだって大変なんだからねっ。ついでにひとことくらい添えなさい、それが礼儀ってもんでしょっ。○○を提出します、で良いのだから。友達同士、携帯メールで連絡しあっているんじゃないんだからさぁ。課題提出よ、分かってるの?!マッタク~。

昨年のように、PCに向かって吼えるのは避けたかったので、今回はEメールを送る際のマナーを事前に注意した次第。

さて、いつもならしっかり夢の中の午前0時。一応、受信したら、「受けとりました」と返信を書く約束をしていたこともあり、昨夜ばかりはPCの前でじっと待機。10時過ぎたあたりから、最後の駆け込み組から1通また1通。ピッタシ0時が2名だったかな。数分遅れもいるにはいたけれど、まっ、許容範囲ということで、受けとりました。

それにしても、なぜかいつもギリギリの緊張感を好む人はいるもので。画面越しに慌てる姿を想像していると、ちょっと面白かったりもするのでありました。

| | コメント (0)

2007年10月 2日 (火)

今日の授業。

後期授業も2週目に入った。今日は朝イチ非常勤先で「文章表現法」の授業があった。半期の授業なので、初回の先週は内容に関するガイダンスと、初回恒例「回文作成」。

したがって今日は、先週提出させた「回文」の中からいくつかを紹介し、そのあとテキストにしている『日本語上手。ひと味ちがう表現へ』の第1章「音やリズムで表現する」に入った。

『日本語上手。』についてはコチラをご覧下さい、なんちゃって、チョイト宣伝 → http://chizuru.cafe.coocan.jp/contents2.html

この第1章は私自身が書いたところなのだけれど、去年はいまひとつ上手く授業展開ができなかった。目標は、「詩人・作詞家・ラッパーになったつもりで」ということで、ライミング(韻を踏むこと)に挑戦させ、最後にラップのリリック(詩)を作らせること。ただ、1時間ではとてもそこまで辿り着けないから、まずは導入に詩を取り上げ、「音」の重要性に着目させたいわけ。ただ、どうしてもそこが説明調になってしまうのよね。

テキストで取り上げているのは、私の好みで高階杞一さんの詩、「雲」・「茫洋」の2編と、音のことば遊び的効果と意味の多様性という点から、同音異義語を用いた谷川俊太郎さんの「かえる」。

同音異義語はライミングにつながるものなので、今日はむしろ高階杞一さんの詩に時間を割くことにして、高階さんの他の詩も別途資料で紹介。できれば時間内の作業も、その絡みで設定したいところ。高階さんのHPに、何か使えそうなものはないかなぁ~。

そこで今回ヒントにさせていただいたのが、「反戦詩 Poem Against the War」。

高階さんの解説によれば、それはアメリカの雑誌編集者で詩人のサム・ハミル氏が、イラク戦争反対のため反戦詩のアンソロジーを企画し、世界中の詩人にその企画への参加をよびかけたもの。高階さんがこの呼びかけに応じて、アメリカの次代を担う子供たちに読んでもらいたいとの思いも込めて書いたのが「戦争」という詩。企画の詳細は佐川亜紀さんのHP(http://www2u.biglobe.ne.jp/~sagawa/hansensi.htm)に載っているとのことだったので、早速そちらを覗いてみると、寄せられた詩とその英訳が挙げられていました。

うん、これは良いかも?!

突然、詩を作ってみよう、という課題を与えても、なかなか作らない、作れない。ならばすでにある詩、ただし学生に提示するのはオリジナルではなく英訳版、を日本語に訳させてみてはどうだろう、と考えたわけです。

作業に入る前に与えたアドバイスはただひとつ。ここでの「I」はどう訳す? 「わたし」「私」「ボク」「僕」「オレ」「あたし」・・・・「I」のイメージを自分の中で明確にして訳してみてね。

課題としたのは、20分程度という作業時間も考慮に入れて、川崎洋さんの「抹殺」という詩です。以下はその英訳。ことばひとつひとつの選択に、多少は敏感になれたかな?

The Massacre
Kawasaki Hiroshi


First came my parents
then I was born
but only because my grandparents came before
and before them, my great-grandparents
Going back ten generations
my ancestors, including parents, come to a
total of one thousand and twenty-four
If even one was missing
I wouldn't be here now
War kills
that "even one"
not only that one but also
countless lives as yet unborn it
Massacres

| | コメント (2)

« 2007年9月 | トップページ | 2007年11月 »