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2007年11月18日 (日)

「THE BOURNE ULTIMAYUM」

「ULTIMAYUM」(最後通牒)という単語を発音すること自体、たぶん初めてだったはず。だからチケット売り場では、ついつい舌がもつれそうになりました。

前2作を見ていないので、話に付いていけるかなぁ~? と少々心配でしたが、そこはスンナリ。もちろん前作を見ていれば、より深く理解できのは当然のことですが。

いや~それにしても、圧倒的なスピード感です。「ダイ・ハード4.0」のようにはツッコミ入れられませんでした。そんな暇はない。マット・デイモンの身体能力、これまた凄いです。

彼の出演作といえば、「オーシャンズ11」を観たことがあるだけで、〈いかにも〉の私の視線は、〈当然のごとく〉ブラピとジョージ・クルーニーに注がれておりました。

マット・デイモン~~悩める青年タイプの役向き? イマイチ「華」に欠けるような~~というのが正直な印象でしたね。

デモ、です。今回の映画で、自分の見る目のなさを、私は大いに反省いたしました。いやマッタク。

映画評はすでにいっぱいいっぱい書かれているので、内容についてはそれをご覧いただくとして。面白かったのは、観客層。

アクション映画、なのに中高年が多い。平日ということもあるのでしょうが。一見すると、「三丁目の夕日」を観そうなのに(←私の勝手な思いこみ)、行く先は同じ会場だったりする。

とくに目立ったのは男性。それも50~60代と覚しき方々。座席指定なので、選択した「後方真ん中」にいざ座ろうとしたら、すでに両側には60代くらいの、それぞれひとりでやって来た風の男性が座ってらっしゃいました。この映画館(郊外型のシネマコンプレックス)でこういう経験は初めてです。

しかもおふたりとも鑑賞中、微動だにしない。よくいるじゃないですか。観たくないわけではないのだろうけれど、やたらアタマを動かしたり、足を組み直したり。ひどい場合は貧乏揺すりまで始めちゃうおじさま。でもこのおふたりは、身なりもきちんとしていらっしゃって、どこかの会議室で部下の報告をじっと聞いているかのよう。

そのふたりに挟まれた私はといえば、買ったんだもん、食べなきゃね、とばかりにフライドポテトを平らげ(←量は小)、同じく買ったんだもんね、飲まなきゃ、ってことで、カフェラテを飲む。ホント、申し訳ありません。現実に引き戻しちゃって。でも、多少日常を感じていただかないと、映画館を出てもそっちの世界に行ったままなんじゃないの? って思わせるほどの緊張感を漂わせていらっしゃいましたから。いや、ホント。

後日、この「THE BOURNE ULTIMAYUM」を勧めてくださった方~~

映画館でまず1回観て、あまりの面白さにチケットを買い直してもう一度続けて観たんですって。たしかにその気持ちは分かります。でもこの映画、観る側にも集中力を求めるので、結構疲れます。観た直後は気付かなかったのですが、家に帰ってしばらくしたら、ぐったり。それを2回連続で観てしまうとは、エネルギーありますねぇ~~

で、その方に、感想をお伝えしたところ、「ナットクゥ~」のお話をうかがうことができました。それは字幕の翻訳に関するもの。ヒアリング力はもちろんですが、2回観たからこそのご指摘に、思わずジーン。

残念ながら、いま流れている字幕では、そこが伝わらないのです。安易な恋愛映画なんぞには決してなっていないのですが、唯一あのシーンが分かる人には分かるラブシーンであったことを教えていただいて、ジュリア・スタイルズという女優の魅力を再認識するこができました。

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2007年11月17日 (土)

沼崎一郎さんの講演会。

沼崎一郎さん(東北大学教員)の講演会に行ってきました。

沼崎さんのご専門は文化人類学、東アジア研究学ですが、私がこれまで拝読したご本といえば、『キャンパス・セクシュアル・ハラスメント対応ガイド』(2005・嵯峨野書院)と『「「ジェンダー論」の教え方ガイド―女子大生のための性教育とエンパワーメント』(2006・フェミックス)、もうひとつのご専門である「男性学」に関わるものばかりです。

今回の講演題目も、「彼が暴力を振るう理由 ~愛と暴力を間違えないために~」ということで、男性学をふまえての内容でした。

参加者は中高年が多かったでしょうか。年配の男性が、「DVに走る男性(まぁ実際には男性に限りませんが)を見破る方法はありますか」、「数にしたらどのくらいの加害者がいるのですか」、「年代による偏りはありますか」という質問をしていらっしゃいました。

沼崎さん曰く、「見破る方法はありません。こういう講演をしている私だって、もしかしたら家に帰ればDV加害者ということもあり得るわけです。多くの場合、外面(ソトヅラ)が良く、口も上手い場合が多いですから、見分けるのは難しい。数については、公的機関の調査結果からすると、およそ180万人。ひどい場合、3日に1人はパートナーに殺されるか、殺されそうになっています。それから、年代による偏りはありません」と。

またある女性は、医療機関での医者等による高圧的な態度への対処法を尋ねていらっしゃいました。沼崎さんは、医療機関にかぎらず、こちらが「弱い」と思ったら、味方となってくれる人たちを連れて行くと良いというアドバイスをされていました。

沼崎さんが今回定義した暴力とは、「怖い」と思うかどうか。つまり、本人が怖いと思わず、それによって支配されなければ、関係を維持することは本人の自由である。いっぽう、第三者からすると、それが怖いの?と疑問に思うようなことであっても、当事者が恐怖を感じるならば、それは暴力と見なすということです。

暴力には意味があるし、その目的は「支配」ということですね。それから、「かけがえのない人」というのは、まずは「わたし」なんですよね。

ベル・フックス(bell hooks)さんの説をふまえて提示されていた「“愛”に必要な6つの要素」とは・・・・・

1,ケア (ここでは関心を持つことの意)

2,知識

3,責任

4,リスペクト (最近日本でよく使われる、一目置く、あるいは尊重するといった意ではなく、相手を操ろうとしないの意)

5,信頼

6,コミットメント(関わり続けること)

個人的には、デートDVに関して若い女性層の意識が気になっています。とはいえ、私に恋愛相談するほど人を見る目のない学生さんには今まで出会ったことはないので、具体的な何かが身近にあるわけではありませんが。もしその手の相談をしばしば受ける、あるいは受ける可能性のありそうな方には、上記の『「「ジェンダー論」の教え方ガイド―女子大生のための性教育とエンパワーメント』の一読をおすすめします。

最後に沼崎さんのオリジナル?標語を。

とくに女子学生向け → 媚びるな・すがるな・甘えるな

主に男子学生向け → 威張るな・怒鳴るな・暴れるな

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2007年11月14日 (水)

速水由紀子さんの講演。

昨日勤務先で速水由紀子さんの講演会があった。

正確に記すと、

「2007 あいち男女共同参画社会推進・産学官連携フォーラムシンポジウム~「チャレンジ」をつなぐ 産学官で未来に向けて~」

(←それにしても長いよね、長すぎる。いかにもあちこちに配慮しました感の産学官だわさ)という催しの基調講演者として登壇されたのだ。

「速水さんがやって来るっ?!これはちょっと覗いてこよう」という好奇心による参加。

で、実は、です。

昨夜その見聞録というか感想をあれこれ書き連ね、ブログにアップしようとしたらココログはメンテナンス中。ならばということで、下書きとして保存。(したハズだった)

でも、です。・・・・・・そう、お察しの通り! いつの間にか消えてなくなっておりました。(涙)

まぁ、過ぎたことはとっとと忘れることにしているので、再度書き連ねるなんてことはいたしません。悪しからず。

今日は水曜日♪ 「働きマン」やるしね~~。見なくちゃ。

ところで、今朝6時台の情報番組で、再び〈海老名〉を名乗ることになった泰葉さんを見ました。かつてピアノを弾きつつ澄んだ高音を響かせていたのは20年以上も前のことなのですね。生年が同じことに気付き、朝もハヨから、流れた歳月を思い返したりしておりました。

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