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2009年9月29日 (火)

松代大本営。

先週末、史跡&資料調査で長野に行ってきました。

史跡調査のテーマとはちょっと異なるのですが、「戦(いくさ)」関連史跡という点では同じなので、松代まで足を延ばし、象山地下壕と旧大本営計画予定施設(現:松代地震センター)も訪ねました。

第二次世界大戦末期、旧軍部は、松代町の三つ山(象山・舞鶴山・皆神山)を中心に、地下大本営の建設を極秘に計画しました、1944年11月に始まった工事には、約6000人ともいわれる朝鮮の人々が従事させられ、翌年8月の終戦までの約9ヶ月間に、全長10㎞を超える地下壕を建設しました。

Kc380028_2 Kc380029 現在、象山地下壕の一部と、予定地施設を利用して1947年に創設された気象庁精密地震観測室の一部は、ともに公開されていて、見学できます。

歩行が許可されている箇所だけでも、相当な距離になります。「よくもまぁ、わずか9ヶ月でここまで掘ったもんだ」とただただ溜息。それは同時に、作業の過酷さを物語るものでもあるわけです。

進んでいくと、通路に対して直角に掘られている箇所がいくつかあります。そこは柵で閉ざされているので、ただ眺めるだけなのですが、覗き込んでいるうちに、以前、沖縄のひめゆり平和記念資料館で見たジオラマを思い出しました。

実は、この大本営の地下壕を後世に残そうという動きのきっかけを作ったのは、長野篠ノ井旭高校(現:長野俊英高校)の生徒たちでした。そのあたりの経緯を記した記事を、偶然しばらく前の 「The Big Issue Japan」(124号、2009.8.1← 表紙はジョニー・ディップ!)で読み、機会があったらぜひ一度訪れたいものだと思っていました。その願いが、こんなにも早く実現しようとは・・・・・。

今のところ、この号(「特集:戦争を終わらせる ― 戦争遺跡を市民文化財にする」)はまだ売り切れてはいないようなので、ご興味のある方は、販売員の方からお買い求めください。(販売場所については、以下のサイトでご確認ください)http://www.bigissue.jp/ 

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2009年9月 7日 (月)

協同学習と連句の「座」。

5日・6日と、南山大学人間関係研究センター主催の「協同学習ワークショップ(ベーシック)」に参加してきました。

南山大学人関係研究センター公開講座 http://www.nanzan-u.ac.jp/NINKAN/kokai/index.html

今年からある大学で、日本語表現のスピーチという授業を担当することになり、学生が安心して話せる「場」作りについてあれこれ考えていた矢先、母校で、しかも石田裕久先生が講師を務められると知って、今回のワークショップに申し込んだわけです。

と同時に、3月に南山でマインドマップのワークショップを開催した折りに、石田先生から集団学習での活用例を尋ねられ、私自身、ふさわしい事例があまり思い浮かばなかったこともありました。

いわゆるグループ学習と、ワークショップのテーマでもある協同学習との違い。そもそも「協同学習って何?」 ならばこの際、学びに行こう! ってことですね。

全国各地から集まった約30名の参加者は、教師、ビジネスパーソンなどなど。とくに、集団思考の場面で協力し合ったメンバーとは、休憩時間も含め、楽しく、刺激的かつ貴重な時間を過ごすことができました。みなさん、素敵な出会いをありがとうございます。そして、適切な説明とともに、ワークショップを進めてくださった長濱文与先生、とても勉強になりました。ありがとうございます、そしてお疲れさまでした。

ところで、専攻学科の先生でもなく、授業を受けたこともなかったにも関わらず、石田先生を存じ上げていた理由のひとつに、先生が「連句の会」の参加者だったことがあります。

「連句の会」というのは、誰でも興味のある方はどうぞ、という自由参加の形で、月に1度、南山の教員がひとところに集まって行われるようになった会と聞いています。「聞いています」というのは、呼びかけ人のひとりが、私の恩師だから。

それまで、とくに親しいというわけでもなかった同僚たちが、「座」を形成することの面白さを、恩師は何度となく口にしていました。そのとき、しばしばお名前が挙がったのが石田先生でした。

協同学習と連句の会。

何のつながりもなさそうなこのふたつ。でも、いや、あれ?

実は石田先生から抜刷をいただきました。

「連句における協同性について」(2009.6、『アカデミア』人文・社会編第89号)

「連句の行われる「座」は、異なる個性をもったメンバーのそれぞれが、互いの異質性に対して敬意を払いつつ、共通の目標達成に向けて相互に貢献し合い、活発なコミュニケーションを通して相互理解を深めるという、協同的関係にあることを示している」(P.61)

「よもや自分でもこのようなテーマについて論じることになろうとは思ってもみませんでした」、と石田先生ご自身も〈付記〉に書かれていたけれど、連句という文芸作品が有する性格と、それに関わる人たちによって構成される「座」の様相こそ、日本文学専攻の私にとってはまさしく腑に落ちる「協同性」の説明となりました。

もちろん、現場での実践・活用法については、学ぶべきことがまだまだたくさんあると感じたので、今日のワークショップ終了後、早速11月開催の「アドバンス」コースも申し込んじゃいました♪

石田先生、次回もよろしくお願いしますっ!

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2009年9月 1日 (火)

中京テレビで放映されました。

今日9月1日、学内学童保育所の開所式が開かれました。保育所はすでに7月21日から始まっていたのですが、周辺の工事が遅れていたため、その完成を待って、本日が開所式となりました。

式典に先立ち、中京テレビさんが保育所内撮影のため来校。名古屋大学と中京テレビは目と鼻の先という距離の近さも手伝ってか、30分も経たないうちにお昼のニュースで放映されたようです。(式典に出席していたので、リアルタイムでは見ることができませんでした)。

冷蔵庫も電子レンジも、特別なモノではないのにやけに時間をとって撮影されていたので、「何でかな?」とスタッフ同士話していたのですが、やっぱりそこも映っていました。できることなら、ベランダの芝生も流してほしかったです。http://www.news24.jp/nnn/news8624846.htmlhttp://www.ctv.co.jp/newsrealtime/index.html?id=45922Img_0627_4

 

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